風俗はバックにヤクザがついているわけではない

「お金はいわゆるショバ代だね。なにかトラブルあってもヤクザになんて相談したら、お車代とかなんとか言って別途料金がかかるよ。
デリヘルなんて慥からない仕事でヤクザになんて頼み事はできない。
うちは毎月五万円で、盆と暮れは倍の10万円。
月頭に近所のコーヒーチェーン店に呼び出されて、手渡し。
普通はね、暮れになると熊手とか門松とかもって来たりするの。
それを強制的に買わされる。熊手がポピュラーだね。
ストリップ劇場とか行くと、よく熊手がかかってるでしよ、あれは全部ヤクザが売主。
昔は大抵、オシボリ屋がヤクザ関係で、みかじめの代わりにオシボリとか観葉植物をリースするって形でお金をとられていた。
うちの場合だとね、ただ強制的に現金を取られるからなんの経費にしていいのかわからない。
使途不明金、欠損金扱いだよね。受領書みたいのはくれるよ。ヤクザの領収書はすごくて、紙切れに名前と金額加書いてあるだけだよ。
『鈴木¥50000』とかね。
そんなのなんの役にも立だないよね」

要求を拒絶して払わないと「ヤクザが何人かで来て脅されるよ。みかじめ料を拒絶すると嫌がらせをするんだよね。
事務所のドアに小便かけられたり、ウンコを置かれたりとか、客を装ってホテルで店の女の子をレイプするとか。
賺はいろいろある。今は暴対法(当時)があるから、そんな無茶はしないと思うけどね。
どこの店もそうだろうけど、変な嫌がらせをされないためにしぶしぶ払っている」