風俗と暴力団との関係は?

暴力団との縁は切れない・・・
売り上げを経費が超えてしまう負の連鎖から逃れられないうえに、暴力団という厄介な存在もある。
現在はすべての都道府県で暴力団排除条例が施行されて、暴力団への利益供与は厳禁とされているが、いまだに切っても切れない関係にあるという。
氏の話。
「開業すると、ヤクザから営業電話がかかってくる。今でも性風俗関係はどこかしらの組に世話になるのが普通で、暴排条例を盾に斷っているなんてところは本当に少ないと思うよ。
彼らに支払う金額は、デリヘルで月五万~一〇万円、店舗型で二〇万円とか。
うちは五万円。どうして関係を絶てないかというと、ヤクザをシャットアウトすると、まず嫌がらせが始まる。
架空オーダーとか、女の子が酷いことされたり、車潰されたり。
一番多いのは架空オーダーで、組員が店にどんどん予約を入れてくるんだよね。
本当のお客さんか嫌がらせかは、なんとなくしかわからないわけで、架空オーダーが止まらなくなると大混乱してまともな営業ができなくなる。地域にもよるだろうけど、少なくとも東京のほとんどの性風俗関係は今でもヤクザにお金を払っているはず」
各種広告、宣伝、車両、人件費、暴力団関係-様々な必要経費が多すぎることがデリヘル経営を圧迫している。
利益をたすには各種広告や宣伝、スタッフの合理化が必要で、単独の一店舗での経営は成り立たないということになる。
「もう、だいぶ前から何十店舗と風俗店を束ねている大資本の一人勝ちだね。
八〇年代とか九〇年代前半から店舗型をやって、無店舗にも事業拡犬した人たちだけが慥かっている。
経営者に相当な能力があって、長期の赤字に耐えられる資本がないと厳しい」
みかじめ料は生きている
氏は暴力団との関係をこう語ってくれた。
「地回りのヤクザが毎月電話かけてくるよ。いわゆる『みかじめ』つてやつね。集金だよ、集金。
毎月何日って決まっていてお金を払うんだよ」
近くの雑居ビルに組事務所がある広域暴力団に毎月五万円を徴収されているという。